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第174回国会(常会) 国民生活・経済に関する調査会 2010年2月10日

○中谷智司

 民主党の中谷智司です。貴重なお話をありがとうございました。

 まず最初に、大石参考人に御質問させていただきます。

 大石参考人の患者の立場から今の医療を変えたいというお考えに大変共感をさせていただきました。また、お話を通して、医療資源の集約化など新しい医療サービスに取り組まれている様子が非常によく分かりました。

 在宅医療にも取り組まれているそうですけれども、私もある統計を見せていただいたことがあるんですけれども、一九五一年には八二・五%の方が自宅で亡くなられていたのが二〇〇二年には一三・四%、病院や診療所など自宅以外で亡くなられたのは八六・六%だそうです。自宅で亡くなるのは十人のうち二人以下となり、病院で医師や看護師にみとられて亡くなるというのが今や普通になってきているそうです。そうした中で、安心できる自宅で医療を受けたい、くつろげる自宅で最期を迎えたいという方はたくさんいらっしゃると思います。そんな御要望におこたえする在宅医療に取り組まれていることはすばらしいなと、お話を聞いて思いました。これからも患者の皆様方の立場に立った医療サービスを次々と打ち出していただきたいと思っています。

 そこで、患者の皆様方の御要望におこたえするために本当に新しいサービスを提供されていますが、それに加えて、やはり医療従事者の満足度の向上というのも必要だと思います。資料を拝見させていただきましたが、そういうことにも触れられていましたが、新しいサービスを提供されるに当たって医療従事者から不満の声や困っているというお話があればお伺いをさせてください。

 そして、様々なサービスを提供されていますけれども、これからもっともっと次に打ち出していきたいというサービスがあればお伺いいたしたいと思います。お願いします。

○株式会社メディヴァ代表取締役・医療法人社団プラタナス総事務長 大石佳能子氏

 お答えさせていただきます。

 私どもは、新しいサービスを実行したり、また特に病院の再生とかで入るときには、必ずそこで働いている医療スタッフの声を聞きます。結構やっぱり世の中的にお医者さんも看護師さんも、例えばお医者さんというとちょっとリッチなイメージみたいなのがありますけれど、ほとんどの医療職の方々は、介護職の方もそうなんですけど、非常にまじめに患者さんのために若しくは介護をしている対象者のためにというその思いで動いているという感じなんですね。なので、その人たちが本当に満足するのは、お金とか報酬とかではなく、本当に自分らが役に立っているという実感と、あと、自分たちが勉強できている、自分たちの技能が向上しているという実感というのが非常に大事で、その機会を提供するような仕組みというのが非常に必要になってくると思います。

 ですから、先ほどグループ診療の話をしましたけれど、やはりお互い学び合える、お互いサポートし合えるような、そういうふうな仕掛けというのが大事であるということが言えると思います。

 あとは、やはり、病院の数ですとか診療所の数というのは日本はほかの国に比べても非常に多うございますので、分散化している人たちをどうやってきちんと自分らが勉強できるようにするかというところで、また遠隔の仕組みなんかも必要になってくるかと思っています。

 とはいいつつ、じゃお金の話が全く関係ないのかというと、実はこれはお金のために皆さん仕事しているわけではないということだけで、やっぱり最低限の収入というのは必要になってきて、それは個人の報酬というだけではなくて、個人の報酬というよりは例えば本当にやりたい医療ができるような診療報酬が付いていることというのが大事だと思うんですね。

 それとか、ちょっと一瞬話飛ぶのかもしれないですけれども、今最新の薬品ですとか最新の機材というのはもう日本では導入できない、診療報酬になかなか採用されないので導入できないという問題があって、外資のメーカーさんもまた国内のメーカーさんも、ある種の日本パッシングですね、中国の方に目を向けているであるとか東南アジアの方に目を向けているという状況の中で、本当にきちんとお金が診療報酬に付いて、本当にやりたい医療ができる環境、またそれが最終的にやっぱり患者さんのためになるという、そういういいサイクルをつくっていかないと、皆さん単に思いだけで動いて忙しくて疲弊していくという、そういう状況があると思います。

 ですから、ミクロの、それぞれの病院だとか診療所でできることというのは勉強の機会を設けるであるとかグループ化するということですけれども、今申し上げた診療報酬の問題ですとか財源の問題ですとか、本当に勉強できていい医療が提供できる仕組みづくりというのは国家の問題かなと思っております。

○中谷智司

 大変参考になりました。ありがとうございました。

 あともう一点、清水参考人にお伺いをいたします。

 原村は都会からの移住者を中心に年間四、五十人ずつ人口が増加しているとお伺いし、驚きました。自然・環境・景観を生かしながら、病院やスーパーなどの生活環境に加え、高校や大学などの教育環境も充実をしていますし、先ほどの話の中で若者定住のための制度が充実している、そして医療や子育てについても積極的に取り組んでおられるというお話を伺って、大変感激をいたしました。

 私の地元は徳島県です。過疎の集落だとか限界集落と言われる地域でありながらも、明るく元気に幸福感を感じながら生活をされている地域があります。もしかしたら御存じかもしれませんけれども、テレビや新聞でよく紹介されているんですけれども、徳島県に上勝町、いろどりという葉っぱをビジネスにしている町があります。そこは人口が二千人弱の四国で一番小さな町で、毎年人口が減り続けています。高齢化率は約五〇%です。この町のおじいちゃんやおばあちゃんが本当に元気に生き生きと生活をされています。

 というのは、東京や大阪の高級料亭の日本料理に添えるつまもの、つまり赤紅葉や青紅葉や松葉やウラジロなどの葉っぱを近くの山で取ってきて、それを販売をされています。この出荷を支えているのが平均年齢約七十歳のおじいちゃんやおばあちゃんです。もちろん収入が少ない方もいらっしゃいますけれども、ある方は一千万円を超えるような大変大きな収入がある方もいらっしゃいます。やはり生きがいを持って生活をされていますので、この町の医療費はほかの町に比べて格段に少なくなっています。

 原村も上勝町も、地域の皆様方がその地域の特性を生かして地域を良くし、自分たちがその中で生きがいをつくることに多分成功をされているんだと思います。

 清水参考人からいろいろなお話を伺いましたけれども、村長になられたときに、まずこの村をどんな村にしたいと思ってスタートされたかを是非ともお伺いをいたしたいと思います。

○長野県原村長 清水澄氏

 大変に難しい御質問だというふうに思うんですけれども、やっぱりこの村に住む、その住人の人たちの誇り、誇りを持てる村をつくっていきたい、そういう私は信念で今日までずっと村政に携わらせていただいてきました。

○中谷智司

 ありがとうございます。

 もう一点追加で今のことなんですけれども、若者が定住するための政策を打ち込んだだとか、あるいは医療や子育てに力を入れたというお話でしたけれども、一番最初にこの点に取り組んだということを是非とも政策として教えていただきたいんですけれども。

○長野県原村長 清水澄氏

 一番最初に取り組んだことというのは、今から十一年前になるものですから、私はどちらかというと楽な人間でございまして、余り村長になってやろうと、こういうふうに村をつくっていこうという自覚がなくて村長になってしまいました。

 というのは、私の前任の村長が病気で任期半ばで亡くなってしまった。そのとき私は議長に就任してわずか二か月目だったんです。それで、おまえ村長やらぬかというふうなお話がございましたけれども、いやいや、村長なんてそんな大それたことはとても私にはできないからだれかほかの人にというふうに逃げ回っていたんですけれども、とうとう逃げ切れなくなって、ついに白羽の矢を立てられてやむを得ずなったということでございまして、そのときに、これをこういうふうにという考えはなかったんです。

 というのは、前村長が大変にきめ細やかな施策をしいておりましたから、だから、せいぜいできることというのは前村長がやった路線を守っていければいいかなというふうに思っておりました。今日発表させていただきました施策も、ほとんど前村長時代に礎ができたものでございます。

 そんなことですけれども、そうはいいながら、私がそこに改良を加えた点も数々あります。その中で私はやっぱり考えたのは、前村長は福祉、これに力を入れた、私は村民のやっぱり健康づくりに力を入れていこうというふうなことで、この各種健診等のメニューを増やすこと、そしてすべて無料で行うというふうなことをまず取り組みました。

 それからもう一つは、やっぱり田舎の村、子供が少なくなって子供の遊び声が聞こえないような村になってしまえば、お年寄りの皆さんも元気が出ないんではないか、そういうふうに考えまして、これは子育てを力を入れて、そして子供さんの数を増やして、そして日常的に村内の道路に出ても子供が遊んでいると、こういう村がいいなというふうに思って、そこに力を入れてきました。

 以上でございます。

○中谷智司

 貴重なお話、ありがとうございました。

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